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ヘマタイトの意味と効果は? 相性の良いパワーストーンも解説
パワーストーンとしてよく知られている「ヘマタイト」は、指輪やブレスレット、ネックレスとして身につけられることが多いパワーストーンです。
主要な原産地はイギリス、イタリアなど。ジュエリーの本場であるヨーロッパではヘマタイトを使ったアクセサリーを多数販売しています。こういったパワーストーンジュエリーを求めて、ヨーロッパを旅している人もいるほどです。
ヨーロッパで古くから重宝されているヘマタイトの「意味や効果」「浄化方法」「相性の良いパワーストーン」などを解説します。ぜひパワーストーンジュエリー選びの参考にしてください。
ヘマタイトとは? 血と関係の深いエネルギッシュな石
ヘマタイトは鉄が酸化した鉱物で、黒〜銀灰色、茶色〜赤茶色のものが多く、その色から「血」とつながりが強いパワーストーンとされています。名前の由来には諸説ありますが、古代ギリシャ語の「heima(血)」が語源という説が有力とされています。
古代ローマでは、ヘマタイトは止血効果が高いと信じられ、戦場に赴くときに体にこすりつけると、軍神マルスのご加護が得られると考えられていました。
そんなヘマタイトには、「密かに燃える思い」「勇気」「チャレンジ」「勝利」「生命力」という石言葉があり、以下のようなエネルギッシュな意味を持っています。詳しく見ていきましょう。
(1)勝利へ導く石
戦いの神マルスと結びつきがあるとされるヘマタイトには、「勝利へ導く石」という意味が込められています。身につける人の意志を強くし、積極的にチャンレンジすることをサポート、目標達成へ導く。つまり、持ち主の背中を押してくれるパワーストーンなのです。
仕事や恋愛などで勝負強さを発揮したいときや、達成したい目標があるとき、身につけるのがおすすめといえるでしょう。
(2)身代わりとなってくれる石
ヘマタイトには「身代わり石」という意味も含まれています。ヘマタイトは、持ち主に危険が迫ったら石に傷がつき、代わりに危険を受けてくれるともいわれています。危険や災いを避け、夢の実現をサポートしてくれるのです。
過酷な運命やトレーニングに負けない精神的な強さを養う石でもあり、経営者やスポーツ選手などにもおすすめです。
ヘマタイトには心身のバランスを整える効果がある
ヘマタイトは古来、魔除けや呪術などの儀式に使う鏡として加工されて、天地を結びつける道具として大切に扱われてきました。ヘマタイトを枕元に置いて眠りにつくことで、邪気を防いで悪夢から守る効果もあると考えられています。
また先述した通り、ヘマタイトは鉄鉱石の一種で鉄分を豊富に含む石で、血とのつながりが強いパワーストーンです。身につけることで赤血球の働きを活性化し、全身へ酸素を供給できると考えられていることから、運動能力を高める効果や持久力を高める効果も期待できます。
このことから、ヘマタイトは心と体の働きを助け、心身のバランスを整えてくれるパワーストーンとされています。疲労の蓄積を感じているときや、体調が優れないとき、メンタルに不調を感じているときは、ヘマタイトからパワーをもらうといいでしょう。
ヘマタイトと相性のいい宝石の組み合わせ
パワーストーンは他の石と組み合わせることで、相乗効果を期待できます。組み合わせによっては相性が悪いこともありますが、基本的にヘマタイトは石を選ばず、さまざまな組み合わせが可能です。
ここでは、ヘマタイトと特に相性のいいパワーストーンを4つ選びました。ヘマタイトと組み合わせることでどんな効果が期待できるか見ていきましょう。
(1)ルチルクォーツ
ルチルクォーツとは、水晶の中にルチルという針状の鉱物が閉じ込められている石で、和名は「金紅石入り水晶」です。透明度が高く、中にあるルチルが多いほど希少価値が高いストーンとされています。色は金や銀、赤、緑など豊富にあり、他のストーンとも組み合わせやすいでしょう。
「金運の石」として知られるルチルクォーツは、金運がアップするほか、事業が成功するよう導いてくれる効果があるといわれています。
ルチルクォーツをヘマタイトと組み合わせることで、仕事で成功してお金が入りやすくなるとともに、お金が出にくくなり貯まりやすくなるという効果が期待できます。
(2)オニキス
オニキスとは、曇りがない漆黒の宝石で、和名は「黒瑪瑙(めのう)」です。「迷いなき信念」という意味がある石で、感情や気持ちの乱れを落ち着かせてくれるとともに、持ち主の意志の強さを引き出してくれます。魔除けや厄除けの石としても知られています。
そんなオニキスにヘマタイトを組み合わせると、悪いエネルギーを寄せ付けにくくなります。また、ヘマタイトとオニキスは、持ち主の生命エネルギーを活性化させてくれる組み合わせでもあります。
悪縁を断ち切り心身を整えたいという人、障害を突破して勝利を呼び込みたいという人におすすめの組み合わせです。
(3)タイガーアイ
タイガーアイとは、青灰色をした繊維状の鉱物(クロシドライト)に、石英が染み込み硬化したストーンが酸化して黄色く変化したものです。茶色、褐色、金色などの黄色系のカラーが縞模様になって、まるで虎の瞳のように見えることが、和名の「虎目石」の由来になっています。
パワーストーンとしてのタイガーアイには、強い邪気祓いの力を持ち、持ち主を災いから守るという意味が込められています。身につけることで、周囲に流されすぎない心の強さを与えてくれる石です。ヘマタイトと組み合わせることで、さらにその効果が強まります。
チャンスを掴んで仕事や金銭面で成功したいなら、ヘマタイトとタイガーアイを組み合わせて身につけてみましょう。
(4)ガーネット
ガーネットと聞くと赤い宝石をイメージする人が多いかもしれませんが、実は10種類以上のカラーがあります。赤、オレンジ、褐色、黄色、緑、青緑、紫、赤紫など、種類は豊富。ガーネットの和名は「鉄礬柘榴石(てつばんざくろいし)」で、魔除けのお守りとして重宝されてきました。
ガーネットは「勝利の石」としても知られていて、忍耐力や精神力を養って、困難を乗り越えられるよう力を貸してくれる石です。同じ意味を持つヘマタイトと組み合わせることで、さらにその意味が強くなります。
恋愛や仕事で達成したい目標があるなら、ヘマタイトとガーネットを組み合わせるのがいいでしょう。
ヘマタイトの基本情報
その他、上記でご紹介した以外のヘマタイトの基本的な情報をまとめました。
名称:ヘマタイト
和名:赤鉄鉱
化学式:Fe2O3
色:黒〜銀灰色、茶色〜赤茶色
(レッドヘマタイトやレインボーヘマタイトなどもある)
硬度:5〜6.5
原産地 主要原産地:イギリス、イタリア
その他の原産地:アメリカ、インド、オーストラリア、カナダ、キューバ、ドイツ、ブラジル、メキシコ、中国
(産出地域によって形成方法が異なる)
ヘマタイトは勇気をくれるパワーストーン
ヨーロッパで採掘されるパワーストーンの中でも、特にエネルギッシュな意味と効果も持つヘマタイト。ヨーロッパを旅する際には、ヘマタイトを使ったジュエリーを手に取って、実際にそのエネルギーを感じてみてください。
この他にも、ヨーロッパでは数々の石が産出されています。訪れた先々でパワーストーンを手にすれば、その土地との絆が生まれ、より思い出深い旅として心に刻まれることでしょう。
※パワーストーンが持つ効果の感じ方には、人によって個人差がありますことをご了承ください。